福井県福井市にある泌尿器科、内科、人工透析のクリニック

尿路結石症

尿路結石とは

尿路結石は、腎臓や尿管(にょうかん)、膀胱(ぼうこう)など尿の通り道に石ができる病気です。生活習慣の変化や水分不足、食生活の影響で増加傾向にあります。結石はカルシウムや尿酸などの成分が固まってでき、場所や大きさによって症状や治療方法が異なります。特に5mm以下の小さな結石であれば自然に排出されることも多く、薬を使って排出を促すことが可能です。

尿路結石の症状は激しい痛みや血尿

突然の脇腹や背中の激しい痛み(疝痛(せんつう)発作(ほっさ)といいます)が特徴で、痛みは間欠的に強くなったり弱くなったりを繰り返します。痛みのために救急外来やクリニックに駆け込む患者さんも少なくありません。

尿検査では「血尿」が確認されることが多いことは重要なポイントです。血尿から腎臓に腫れがないかを確認することが診断として大切になってきます。大きな結石や尿の流れが完全に塞がれると、腎機能の低下や感染症を引き起こすこともあるため、痛みが続く、血尿が出る場合は早めに受診してください。

大山クリニックの検査と治療

●検査

尿路結石の疑いがある場合、まず尿検査で血尿の有無や感染の兆候を確認します。血尿は結石だけでなく膀胱(ぼうこう)がんなど別の病気のサインとなることがあります。特に、痛みを伴わない血尿は、感染症よりも膀胱がんなど他の疾患の可能性があるため、放置せず早めに検査を行うことが大切です。さらに、腎臓に腫れがないか、結石の位置や大きさを確認するために、当院では超音波(エコー)検査を実施しています。必要に応じて、近隣の医療機関と連携し、腹部CT検査も行っています。

●治療

5mm以下の小さな結石であれば、薬で尿の通りをよくして自然に排出を促すケースが多く、痛みに対する鎮痛薬(ロキソプロフェン、アセトアミノフェンなど)、けいれん性の痛みに対する鎮痙薬(ブチルスコポラミン、コスパノンなど)を併用します。
また、排石を促す目的でウラジカロエキス配合薬なども処方ます。

結石が大きい場合や、強い痛み、尿の流れが完全に塞がれるような場合には、外部から衝撃波を当てて結石を砕く「体外衝撃波結石破砕術(たいがいしょうげきはけっせきはさいじゅつ)(ESWL)」や内視鏡を用いた結石破砕術が必要となることもあります。治療方法は結石の大きさや結石の位置によっても異なります。これらの治療が必要な場合には、患者さんのご希望に応じて、連携する医療機関をご紹介いたします。

医師よりひとこと

尿路結石は、痛みが落ち着くともう大丈夫だろうと思ってしまう方が多い病気です。しかし、血尿が1回でも見られた場合は、結石だけでなく膀胱がんなど他の病気が隠れていることもあります。「血尿が1回でも出たら大山クリニックに来る」それくらい早めの受診が安心につながります。

また、再発を防ぐためには水分をしっかりとり、バランスの良い食事を心がけることが大切です。痛みや血尿が気になったときは、我慢せずお気軽にご相談ください。

監修・文責:大山クリニック 院長 大山伸幸

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