福井県福井市にある泌尿器科、内科、人工透析のクリニック

排尿に関する病気

排尿に関する病気とは

排尿のトラブルは、年齢や生活習慣、感染症などが原因で起こることがあります。腎臓、膀胱(ぼうこう)、尿道、前立腺といった臓器は、尿を通して老廃物を排出する重要な役割を果たしていますが、これらの働きに不調が出ると、日常生活に影響するさまざまな症状が現れます。

たとえば、日中のトイレが1日8回以上ある、夜間に1回でも起きてトイレに行く、急な尿意で余裕がない、おしっこを失敗したことがある、といった症状は要注意です。こうした状態が続く場合、泌尿器の病気が隠れている可能性があります。

また、おしっこの際の痛みや残尿感、尿の色の異常も重要なサインです。特に、排尿のたびに痛みがある方は、膀胱炎などの感染症の可能性があります。排尿に関する不安がある方は、早めに受診して医師に相談することが、症状の悪化を防ぐために大切です。

排尿に関する代表的な病気と症状

泌尿器に関わる病気には、日常的に見られる軽度なトラブルから、専門的な治療を要する疾患までさまざまな種類があります。ここでは代表的な病気と、それぞれで見られる主な症状についてご紹介します。

●膀胱炎(ぼうこうえん)

女性に多く見られる病気です。
膀胱に炎症が起きると、排尿時の痛みや違和感、尿の濁り、残尿感などが現れます。軽症であっても放置すると悪化することがあるため、排尿時の痛みや血尿が続く場合は早めの受診が重要です。

●前立腺肥大症

中高年男性に多い病気です。尿の勢いが弱くなる、残尿感がある、夜間の頻尿が増えるといった症状が現れます。前立腺が肥大することで尿の通り道が狭くなり、排尿困難を起こします。進行すると膀胱炎や腎機能の悪化につながることもあります。

●尿路結石

腎臓や尿管に結石ができる病気です。突然の激しい痛みや血尿が現れます。小さい石は自然に排出されますが、大きい結石では、衝撃波をあてた治療や手術が必要になることもあります。

●腎盂腎炎

発熱や腰背部の痛み、悪寒を伴う細菌感染症です。膀胱炎が原因となることも多く、抗菌薬による治療が基本となります。症状が重い場合には入院治療が必要です。

●過活動膀胱(かかつどうぼうこう)

急に強い尿意を感じてトイレに間に合わない、夜間に何度も目が覚めてトイレに行くなど、日常生活に影響を及ぼす病気です。膀胱の筋肉が過敏に収縮することが原因とされ、加齢やストレスも関係します。

大山クリニックの検査と治療

当院では、排尿に関する幅広い症状やお悩みに対応しています。初診では、問診や尿検査、超音波検査を行い、原因を丁寧に確認したうえで治療方法を一緒に考えていきます。「すぐに怖い治療をされるのでは…」と心配される方も多いですが、基本は飲み薬や生活習慣の見直しからスタートすることがほとんどです。まずは気軽にご相談いただければと思います。

頻尿や尿もれ、残尿感などの不快感は、軽い症状でも生活の質を大きく下げてしまうことがあります。膀胱炎や尿道炎といった感染症、前立腺肥大症、過活動膀胱、尿路結石など、原因はさまざまですが、早めの受診で多くは改善が期待できます。

医師よりひとこと

排尿に関する症状は恥ずかしさや不安から、受診をためらう方が少なくありません。しかし、早く相談いただくことで重症化を防ぎ、治療もよりスムーズに進められます。当院では、一方的に治療を押し付けるのではなく、患者さんと一緒に方針を決めていくことを大切にしています。

特に、排尿トラブルは生活習慣や体質の影響も大きいため、治療方針も人それぞれです。気になる症状、まずは一度クリニックに来て話してみませんか。安心してご相談ください。

監修・文責:大山クリニック 院長 大山伸幸

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