一般健康診断について
大山クリニックでは、特定健診(国民健康保険加入者が対象)、長寿健診(後期高齢者医療制度加入者が対象)、雇入時健診など、各種健康診断を行っています。
また、市町が実施する以下の検診も当院で受診可能です。
- 大腸がん検診(40歳以上/年1回)
- 肝炎ウイルス検診(40歳以上/生涯1回)
- 前立腺がん検診(50歳以上/年1回)
- 胃がんリスク血液検査(40~69歳/生涯1回)
*特定健診と長寿健診は、通常の保険診療と同時に受けることができますが、市町が実施する検診は保険診療と同時に受けることは出来ません。
*基本的な検査に加え、ご希望に応じて追加項目も対応可能です。
健診で異常を指摘された方へ
当院は泌尿器科を専門とするクリニックであり、健診で「血尿(尿潜血)」や「たんぱく尿」を指摘された方の二次受診も多くお受けしています。泌尿器科疾患の診療経験を豊富に重ねており、必要に応じて超音波検査・膀胱内視鏡検査・レントゲン検査なども当院内で実施可能です。健診で気になる所見があった場合には、お早めにご相談ください。
血尿(尿潜血)
健康診断の尿検査で最も多く見られる異常が「尿潜血」です。目で見てもわからないほど微量の血液が尿に混じっている状態で、必ずしもすぐに治療が必要というわけではありませんが、泌尿器専門医が必要なサインと捉えることが重要です。
特に次のようなケースでは、放置せず早めの受診が勧められます。
- 潜血反応が2+以上で継続して陽性
- 腰痛や排尿時痛などの症状がある
- 尿の色が赤っぽい、茶褐色に見える
- 同時にたんぱく尿も指摘されている
潜血反応の結果が「1+」でも複数回続くようであれば、腎・尿路系の異常が潜んでいる可能性があるため、当院では詳細な検査をお勧めしています。
尿の色で見る健康のサイン
血尿の可能性を視覚的に判断する手段のひとつとして、以下のような色味は、身体の異常を知らせるサインかもしれません。
尿の色の種類と、体の状態
| ● | 淡い黄色(透明感あり) | 水分摂取が十分、健康な状態。 |
| ● | やや濃い黄色 | 朝など一時的な濃縮尿。問題なし。 |
| ● | 濃い黄色〜琥珀色 | 脱水の可能性あり。水分摂取を。 |
| ● | 赤色〜ピンク色 | 血尿の可能性あり。早急な受診を。 |
| ● | 茶褐色・黒ずんだ色 | 腎臓疾患や肝疾患の疑い。精査が必要。 |
濃い黄色以上の尿(色が濃い尿)が続いたり、明らかな色の変化があった場合は、速やかに泌尿器科へご相談ください。当院では、尿検査と同時に超音波検査(腎臓・膀胱など)を併用して、より詳細な評価を行います。
よくある相談「たんぱく尿」について
健診で「たんぱく尿」を指摘された方も多く来院されます。
たんぱく尿は、腎機能の異常を示すサインのひとつです。腎炎や糖尿病性腎症などの早期発見につながる重要な所見となります。
尿潜血とたんぱく尿が同時に見られる場合には、より専門的な検査が必要になります。当院では、血液検査、尿定量検査、必要に応じて腎臓専門医との連携体制も整えています。
健診は、病気の「早期発見」と「予防」の第一歩
健康診断は、症状が現れる前に病気を見つけるための重要な機会です。
特に、泌尿器科領域の病気は、初期には自覚症状が乏しいことも多いため、健診結果をきっかけに医療機関を受診することは非常に有意義です。
血尿・たんぱく尿・尿の異常など、健診の結果で気になることがあれば、どんな些細なことでもご相談ください。大山クリニックでは、一次健診から二次検査、必要に応じた専門的な評価まで一貫して対応しています。
医師よりひとこと
血尿をはじめとする尿の異常は、軽視できない疾患のサインであることも少なくありません。健診での指摘をきっかけに当院へご相談いただくケースも多く、迅速かつ丁寧な対応を心がけています。気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。
監修・文責:大山クリニック 院長 大山伸幸


