福井県福井市にある泌尿器科、内科、人工透析のクリニック

脂質異常症

健診で「コレステロールが高い」と言われた方へ

  • 健康診断でLDLコレステロールが高いと指摘された
  • 最近、体重が気になる
  • 脂質異常症は治療が必要なのか迷っている

このような不安をお持ちの方は、ぜひご相談ください。
脂質異常症は、自覚症状がほとんどないまま進行する病気です。しかし、放置すると動脈硬化が進み、将来的に心筋梗塞や脳梗塞の原因となるおそれがあります。当院では、患者さん一人ひとりの健康状態に応じて、無理のない治療をご提案しています。

脂質異常症の種類とリスク

脂質異常症にはいくつかのタイプがあり、それぞれが動脈硬化を進行させる要因となります。

●LDLコレステロール(悪玉)が高い

動脈の壁にコレステロールが沈着し、血管を狭める原因になります。

●HDLコレステロール(善玉)が低い

血管内のコレステロールを回収する働きが弱くなります。

●中性脂肪(トリグリセリド)が高い:

食事内容や飲酒習慣、肥満などが影響し、膵炎を引き起こすこともあります。
いずれも放置すれば心血管疾患のリスクが高まるため、早めの対応が大切です。

生活習慣を見直すことが第一歩

治療の基本は、食事や運動など日々の生活を見直すことです。
油分や糖分の多い食事を控え、魚や野菜を中心とした食事内容に切り替え、無理のない範囲での運動習慣を取り入れることが効果的です。当院では、患者さんの生活背景を考慮しながら、続けやすい方法を一緒に考えてまいります。

薬物療法も無理なく継続できる形で

生活習慣の改善のみでは十分な効果が見られない場合、薬物療法を併用します。以下のような薬剤を、患者さんの状態に応じて適切に使い分け、副作用や他の薬との相互作用にも配慮し、安心して治療を継続できるよう配慮しています。

●スタチン系薬剤

主に血液中のLDLコレステロール(悪玉コレステロール)を下げる効果があります。肝臓でのコレステロール合成を抑えることで、血液中のコレステロール値を低下させます。スタチン系薬剤は、動脈硬化の進行を抑制し、心筋梗塞や脳卒中などのリスクを低減する効果が期待できます。 代表的な薬剤にピタバスタチン、プラバスタチンなどがあります。

●フィブラート系薬剤

中性脂肪(トリグリセリド)を下げます。また、LDLコレステロールを減らし、HDLコレステロール(善玉)を増やす効果も期待できます。代表的な薬剤にベザフィブラートなどがあります。

●EPA製剤

エイコサペンタエン酸(EPA)が主な成分です。中性脂肪を下げるほか、抗炎症作用も期待されています。代表的な薬剤にイコサペント酸エチルなどがあります。

●小腸コレステロールトランスポーター阻害剤

食物中のコレステロールが小腸で吸収されるのを抑える作用があります。スタチンとの併用も可能です。代表的な薬剤にエゼチミブなどがあります。

継続的な管理が未来の健康を守ります

脂質異常症は、血液検査での数値が一時的に改善しても、生活習慣が元に戻ると再び悪化する可能性があります。当院では、長期的な視点での健康管理を重視し、定期的な診察と検査により、病状の変化を早期に察知できる体制を整えています。

医師よりひとこと

脂質異常症に対して治療を始めることは、「将来の自分の健康」への投資です。
症状がないから大丈夫と考えてしまいがちですが、脂質異常症は知らない間に進行する病気です。ご自身の健康を守る第一歩として、気になる数値や体調の変化があれば、どうぞお気軽にご相談ください。

監修・文責:大山クリニック 院長 大山伸幸

お気軽にお問い合わせください TEL 0776-29-0080 8:30-13:00 / 14:30-18:00
休診日:木曜午後/土曜午後/日曜/祝日

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