メンズブライダルチェック
世界保健機構(WHO)のデータによると、不妊症の原因としては、女性に問題のあるケースが65%、男性に問題のあるケース48%とされています。すなわち、不妊症カップルの半分では男性側にも原因があるのです。
新婚カップルの方でも油断は禁物です。女性の結婚年齢が平均の30歳とすると、30歳後半には徐々に妊娠が困難となり、45歳頃までには妊娠の可能性はほとんどなくなります。すなわち、不妊であると判明して、治療できる期間は思ったより長くはないのです。
結婚が決まったら、男性の方にも是非ブライダルチェックを受けて、ご自身の性機能の健康診断を受けることをお勧めします。
当院では男性用のブラダルチェックとして、性機能診断および性感染症検査を実施しています。
当院での精液検査について
通常の精液検査では、精液量、精子濃度、 運動率、 正常形態率などを調べ、 WHO の正常精液の下限基準値と比較しています。1ml の精液の中に存在する精子の数を精子濃度といい、その中で前進運動をしている精子の濃度を 前進運動精子濃度と呼び、受精に最も深く関与しています。
最新の精液検査機器SQA-iOを導入しました
2022年7月より、最新の精液検査機器であるSQA-iOを導入いたしました。この機器は、生殖医療の最先端の国、イスラエルのMedical Electronic Systems社のものです。これにより、検査結果をお伝えするまでの時間が、最短30-60分程度に短縮することが可能となります。このSQA-iOを用いることで、精液の詳細な分析が可能になり、現在の精子の状態で自然妊娠が可能なのか、またどういった不妊治療が必要となるのかについておおよその判断が可能です。
SMIで受精能力を判定
受精能力を判定するには、運動精子濃度に精子の運動速度も考慮して、数値化した、SMI(精子運動性指数)を判定に使うケースも増えています。
SMIは、 MES社が30年以上前に設けた基準で、運動精子濃度と精子平均速度を組み合わせて数値化したものであり、精子の状態が良好であるほど高い値が示されます。一般的にはSMI 80(以上で良好)を基準値として定め、受精方法を決める重要なファクターの一つとして海外及び国内でも広く認知されております。
当院では、このSMIを測定するための最新の装置SQA-iOを使用して、検査を行っております。
当院でのブライダルチェックについて
当院では男性用のブラダルチェックとして、性機能診断および性感染症検査を実施しています。
検査内容は以下の通りです。
Aコース(性感染症検査+精液検査) 費用 ¥22,000(税込)
- 性感染症検査
- クラミジア、淋病、マイコプラズマ、トリコモナス、梅毒、B型肝炎、C型肝炎、HIV/AIDS
- 精液検査
- 精液量、精子濃度、精子運動率、精子奇形率
Bコース(性感染症検査) 費用 ¥16,500(税込)
- 性感染症検査
- クラミジア、淋病、マイコプラズマ、トリコモナス、梅毒、B型肝炎、C型肝炎、HIV/AIDS
Cコース(精液検査のみ) 費用 ¥5,500(税込)
- 精液検査
- 精液量、精子濃度、精子運動率、精子奇形率
ブライダルチェックの費用
ブライダルチェック各コースの費用には検査結果説明料を含みます
お支払いは各種カード、オンライン決済もご利用いただけます。
※ブライダルチェックは自費診療です
※検査の結果が出るまでには7~10日かかります
※ブライダルチェックの詳しくは当院までお問い合わせください